みなさま、こんにちは!
能登地方では、雪の季節がはじまりました。
朝、屋根の上に白く残るものを見つけると、わくわくした気分になる、信田です。
さて、今回は、この季節だけの贅沢な贈り物ついてご紹介します。
それは一体なにかと言うと…
・お正月の贈答品です。
・外側と内側で食感の異なる食べ物です。
・外側は舌にひっかかるような少しざらざらとした歯ざわりで、噛むとしゃりしゃりしています。
・内側は濃厚な甘みでとろける食感です。しかしながら後味は意外とさっぱりしています。
・夕日のようなあたたかいオレンジ色をしています。
いきなりのクイズ形式ですが、ぴんと来た方もいらっしゃるのではないでしょうか?
答えは、ころ柿。
和倉温泉から、車で約40分の志賀町(しかまち)という場所で、多く生産されています。写真のように、晩秋には、カーテンのごとく、軒先にずらりと並んだ姿を楽しむことができます。
ころ柿は、2週間ほど乾燥させ、柔らかくなったら手でもみほぐし、また乾燥させる、という作業を一ヶ月繰り返す、手間ひまのかかるものです。
そんな高級なころ柿を、私、先日、縁あって分けていただきました…!贈答用のころ柿は、一つ一つ丁寧に袋に入れられており、大事に育てられたその姿は、お正月にふさわしいものでした。
さらに後日、当館車輌スタッフの手作り(!)をいただく機会にも恵まれました。贈答用と比べると素朴な見た目ですが、味はとっても美味しい!柿の優しい甘さに、能登の育む自然の豊かさを再び感じるのでした。
また、他のスタッフの話によると、スーパーでは、時期を外れると、ころ柿の切り落としがパックで安く販売されるとのこと。
その上、志賀町には、その名も「ころ柿の里 しか」という道の駅があり、ころ柿ソフトが販売されているそう!
ころ柿は、贈り物としてももちろんですが、日々の暮らしにもしっかりと根付いていることを実感したのでした。
ぜひ、季節ごとに自然の恵みを楽しめる能登へお越しくださいませ。また、お車でお越しの際は、スノータイヤへの履き替えを忘れずにどうぞ!
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