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ギャラリーわいち

http://www.openterrace.com/g-waichi/

漆の創り手と使い手が出会う場所に。
輪島の創り手8人が運営する小さなギャラリー。

輪島朝市通りの突き当たり、わいち商店街に漆器を扱う小さなギャラリーがあります。
漆器というと、高級で手の届かないイメージがありますが、
このギャラリー、漆の創り手と使い手が気軽に出会える場をつくろうと、
輪島在住の創り手8人が共同経営しているのです。
店舗は、築100年以上の町家を改築。
壁には田んぼの土を漉きこんだ輪島の手漉き紙、床は大谷石、
展示棚には石川県の県木であるアテの木(あすなろ)を用い、
平成12年にグッドデザイン賞(新領域デザイン部門)を受賞しています。
シンプルでモダンなデザインの漆器を数多く扱っていますので、
日々の生活に合った漆器を探してみては?

ギャラリーわいちに置かれている漆器の中には、
従来の艶やかなイメージではなく、色味が渋く現代的なものも。
独自の表面加工技術によるものだとか。
もし傷ついてしまっても、塗り直して修理ができるので、
漆は一生モノの器なのです。

シンプルながらも洗練されたうつわは、サイズのバリエーションも豊富。
パーティーなどの特別な料理はもちろん、
ちょっとしたおかずを盛っても料理映えするため、さまざまなシーンで重宝しそうです。
漆は、使い込むほどに艶が増していくので、表情の移ろいも愉しみのひとつです。

漆の名刺入れは、
モダンなデザインで人気の漆ブランド「輪島キリモト」の定番アイテム。
漆を身近に感じてもらうために、
「常に身につけられる漆」「携帯できる漆」をコンセプトに商品化されたそう。
傷が付きにくい蒔地技法で仕上げているため、
強度も安心で、ガシガシ使えます。
色は上から、ベンガラ、白、赤口朱(他に黒、溜もあります)。

金を使った珍しい作品も。
さまざまな作家さんの作品を取り扱っているので、
伝統的な漆器とは違った、斬新なデザインのものにも出会えます。
自分だけのお気に入りのアイテムを見つけて、
普段の料理を盛ってみるのも、日常のちょっとした贅沢です。

ギャラリーの代表者は、「輪島キリモト・桐本木工所」の代表でもある桐本泰一さん。
こちらは奥様の順子さん。
「うるしはともだち」をキャッチフレーズに、
普段の生活に取り入れられるような、身近に感じられる漆器を販売しています。
「自由な発表の場がほしい。漆器の良さを伝えたい。人とのつながりを深めたい。
創り手みんなの思いが集まってこのギャラリーが始まったのです」と、
目を輝かせて話す順子さん。

(※現在はクローズし、「輪島キリモト」店内にてコーナーを設けています)

朴木地屋を営む桐本さんをはじめ、沢山の方に漆を知ってもらいたいという思いで、集まったメンバーの作品が展示してある。それぞれの分野を飛び出した自由な発想のデザインは、見ている人の感性をくすぐるものばかり。

多田 健太郎

多田 健太郎
多田屋6代目若旦那

このお店に行く

多田屋から車で95分

〒928-0001
石川県河井町4部42番(※現在はクローズし、「輪島キリモト」店内にてコーナーを設けています)

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TEL:
0768-23-8601
営業時間:
9:00~15:00
定休日:
火曜日・臨時休業あり(企画展中は無休)

http://www.openterrace.com/g-waichi/

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