七尾湾にひょっこりと浮かぶ能登島。
そんな小さな島の海沿いにある焼き物屋さんです。
お店の入り口には、招き猫の置物が出迎えてくれます。
この愛らしい猫の置物、ご主人の猫好きが高じて招き猫の置物をつくるようになり、
いまでは案山子窯の人気定番商品になっているそう。
ギャラリーに隣接する工房では、陶芸を体験することができます。
ろくろ(3,000円)、手びねり(2,000円)。
旅の思い出づくりに、陶芸を通して、能登島の大自然と触れ合ってみては?
※現在陶芸体験は行なっておりません。
若旦那・健太郎も電動ろくろに挑戦。
その顔付きは真剣そのもの。
初心者の方でも、ご主人が付きっきりで教えてくれるので安心です。
焼き上がった作品は、約一カ月後に届けられます。
※現在陶芸体験は行なっておりません。
陶器の産地である滋賀の信楽で10年間修業した後、
能登島に移り住み、案山子窯を開いた山田剛先生。
柔らかな笑顔が素敵です。
能登島には、陶芸をする上で大切な“薪”と“人”が揃っているそう。
山田先生の熟練された手つきにただただ見入ってしまいます。
「昔から見慣れた形だけど、どこか新鮮味のある焼き物をつくりたいんです」
と山田先生。
電動ろくろを回す山田先生と若旦那・健太郎をチラリと見るのは、
案山子窯の看板猫「ルリちゃん」。
猫好きの山田先生は、全部で6匹の猫たちと一緒に暮らしているんだとか。
案山子窯の人気商品は、山田先生の愛猫たちをモチーフにした招き猫。
「招き猫をつくるときは、うちの猫たちのように、可愛く、凛々しく、優しく、
そして選んでくださった方に“福”が届くように思いを込めてつくっています」。
ギャラリーには、マグカップや茶碗、猪口、
たこ壺からヒントを得た花器などが並びます。
普段使いしやすい色や形が多いので、きっとお気に入りの器が見つかるはず。
ピンと張りつめた空気が漂う工房の様子。
茶碗などの作品が無造作に置かれています。
小さな窓からは、七尾湾の絶景が。
案山子窯の工房は、贅沢なオーシャンビューなのです。
レンガに板を乗せただけの渋いテーブル。
工房の中には、そんな手づくりの家具で溢れています。
焼き物のほかにも、さまざまなものを手づくりする山田先生。
工房の棚には、愛用の工作道具がずらり。
枕木の敷かれたベランダに出ると、すぐそこに波打ち際が。
美しい七尾の海が一望できます。
ご主人の山田先生は、シーカヤックが趣味なんだとか。
敷地の一角には、この場所に工房を構えた13年前から
少しずつ生長しているねむの木が。
夏になると緑で覆われる芝生のお庭は、
愛猫ルリちゃんのお気に入りのお散歩コースです。
晴れた日は、突き抜けるような空と海の青がとくに格別。
ほのぼのとした風景に溶け込んだ建物は、
先生自ら、外壁に枕木と石を積み、漆喰を塗り込んだそう。
案山子窯 映像紹介
このお店に行く
多田屋から車で20分
〒926-0216
石川県七尾市能登島曲町2乙-1
- メール:
- noto@kakasigama.com
- 営業時間:
- 10:30〜16:30
- 定休日:
- 火曜日・金曜日
- ※2017年8月28日現在
ここから近い風景
-
ここから車で1分
能登の瓦はどうして黒い? 能登名物「黒い屋根瓦」の町並み
-
ここから車で5分
日本海側で唯一ジンベエザメに会える! 見て!触れる!「のとじま水族館」
-
ここから車で25分
竹林の中を歩く癒しの時間。 和倉温泉の「青林寺・和みの丘公園」
-
ここから車で35分
能登湾を臨むローカル線の旅。 約100本の桜のトンネル「能登さくら駅」
-
ここから車で60分
日本海の荒波がつくり出した、 大自然の造形美「巌門」
-
ここから車で60分
夕日に映えるシルエットが幻想的! 夫婦のように寄り添う「機具(はたご)岩」
-
ここから車で110分
日本初の「世界農業遺産」に認定! 能登の絶景を堪能できる「白米千枚田」
ご自身で外壁に枕木と石を積み漆喰を塗ったという柔らかい雰囲気のお店。景色も素晴らしく、こちらのお店をみて能登島に移り住みたいと言う方が後を絶たないとか。電動ろくろ体験や、手びねりでの焼き物づくり体験も楽しめます。自分はもう5つくらいお茶碗や湯飲みを作りました。先生が教えてくれますので、自分でも驚く作品ができます!
※現在陶芸体験は行なっておりません。