何気なく通った道のバス停に、「三軒茶屋」の文字が。
さすがに東京世田谷の三軒茶屋ほどのひとけはありませんが、
能登の三軒茶屋も、能登特有の黒瓦の家々が立ち並ぶ、のどかで静かな住宅地です。
観光地だけでなく、住宅地を歩くことで、
その土地に暮らす人々の生活を知ることができます。
地元のおじいちゃんやおばあちゃんと知り合いになって、
土地の話を聞かせてもらえることも。
人との出会いは旅の醍醐味です。
坂道を下っていくと、弧を描いたような小さなビーチが。
近所の住人が犬の散歩をしていたり、小さな子どもたちが遊んでいたり…。
小さな浜辺ですが、波の音しか聞こえない、
静かで心休まる癒しのスポットです。
5月上旬は田植えの季節。
田植機に青々とした稲の苗がセットされ、
水が張られた田んぼに次々と植えられていきます。
ここ能登の三軒茶屋では、東京の三軒茶屋とは違った
珍しい風景に出会えます。
能登の三茶。東京で三軒茶屋と言えばかなりの人気エリア。能登でも分かる人にはたまらない、ゆっくりと自然と共に流れる時間がここにはあります。吉本ばなな的な小説のアイデアも浮かんでくるかも?