輪島市の三井(ミイ)町という所に行きました。
そこには輪島塗を勉強された塗師の赤木さんという方がいらっしゃいます。
出会ったのは数年前。初めて赤木さんの作品と仕事場を見た時の衝撃は今もハッキリと
覚えています。自然と共生するようにたたずむご自宅兼仕事場。水は山からの清流を
引いて来ているとの事。それも自分で作ったそうです。
また、その作品は赤木さんの生活スタイルを器にしたような、自然のぬくもりと、
器の目的をとことん洗練させたような、なんともカッコイイんです!
何度かお会いする機会がありましたが、緊張してなかなか話せず、今回初めてゆっくり
話しをする事が出来ました。
ずっと嫁を赤木さん宅に連れて行きたくて、やっとその機会が出来、ドキドキ。
赤木さんに漆(うるし)を塗る仕事場から子供部屋まで案内していただき、なんと
ご家族と一緒に夕食。
その時に色んな話しから、「方言」の話題になりました。
私が今回一番衝撃を受けたのは、赤木さんの作品ではなく、輪島三井町の方言で、
「でしょ?」という言い方を「げろっ?」って言う事でした。
美味しいゲロっ?かわいいゲロっ?行くゲロっ?
小学校2年生の娘さんと今年高校に入る息子さん兄妹。ふたりがゲロゲロ言うのが
可愛らしくて、私達も真似てゲロゲロ~♪ 
三井と和倉は車で約50分。同じ能登として位置づけられているエリアなのに、
今日の今日までそんなメンコイ方言があるなんて知らなかった。。。
言葉って難しいといつも思います。自分の今の気持ちを表現する時に、一番適切に
表現出来る言葉。それが標準語にない事だってあるし、方言にさえない時もあるし、
日本語にさえなく、英語にあったりする事だってある。
「若い人の言葉が乱れて来ている。」って誰かが言っていた気がします。
私が思うのは、社会が変わって来ていて、その中を一番敏感に泳ぎ回る
若い世代は、その心も時代と共に変わるし、その気持ちを一番表現出来る言葉も
変わって来るのは当然なのではないでしょうか。
テレビやインターネット、交通手段などがどんどん発達して行き、便利になったと
感じます。しかし、その反面で失われて行く物ももちろん出てきます。
しょうがないような寂しいような。。。色んな物が失われていく中で、方言は残って行って
欲しいなぁ~~~。特に「ゲロッ」そう思った日でした。

投稿時間:20:26 / 投稿者:若旦那
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